防衛技術シンポジウム2014の中で、一番聴講者が多かったと思われる将来戦闘機セッションについて、ちょっとまとめてみました。
将来戦闘機機体研究は、平成40年以降に更新される事になる現用のF-2支援戦闘機の後継について、要求される主要性能を策定するためのデータを集める研究。
インザループシミュレーションの手法で、デジタルモックアップ(DMU)を制作し、シミュレーションで戦闘能力を評価し、デジタルモックアップに改善・反映を繰り返していく。それで最終的に求められる仕様が決まる。
デジタルモックアップは制作された年度ごとに上の表の通りの特徴がある。25DMUはこの比較では分からないが、行動半径増大の為に23/24DMUより一回り大型の機体となっている。
23~25年度の研究成果を反映した3次元DMUを作成し、27年度に防空シミュレーションにより25/26DMUの評価を実施。空自が策定する将来戦闘機の仕様についての資料となる。
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