2013年10月9日水曜日

機動戦闘車、記者会見等でわかったことまとめ


ついに開発中の機動戦闘車の試作車が公開されました。
記者会見やその後の質疑応答等で分かったことを、とりあえずまとめてみました。



その他、質疑応答などで明らかになった点。

武装面

Q.74式戦車の砲弾が使えるとのことだが、減装弾ではなく、フル規格という理解で正しいか?
A.74式戦車の砲弾が発射可能。減装薬弾ではない。

Q:自動装填装置は取り付けられないのか?
A.装填は手動装填。重量・容積などのトレードオフで、自動装填装置はない。

Q.OTOメララを搭載すると当初は聞いていたが、なぜ国産砲になったのか?(dragoner注:そんな話あった?)
A.OTOメララを搭載するという話は承知していない。最初から国産。

Q.反動抑制に先進軽量砲で研究されていた電子制御駐退機などを使っているか?
A.従来技術のブラッシュアップによるもので、変わった技術は使っていない。

Q.試作(その2)での契約額上位が、光学機器・センシングメーカーが多い。これは、従来の装甲車両に比して、機動戦闘車では偵察・監視能力を重視しているのか?
A.試作(その2)では、センサ関連の構成要素技術の試験をやったため、光学機器・センシングメーカーの契約額が大きい。

Q.なぜタイヤがミシュランなのか?
A.開発開始時で採用可能なのはミシュランしかなかった。装備化の際は国産も可能になると検討しているが、細部は検討中。

運用面

Q.機動戦闘車は新しいカテゴリに属する装備なのか、あるいは何かの後継なのか?
A.新しいカテゴリの装備と考えている。

Q.輸送面以外で、統合運用を考慮した点はあるか?
A. 運用に関わる面なので、細部についてはお答えできない。

Q.政策評価書で当初機甲科での運用とされていたが、後の政策評価書では「戦闘部隊」に変わっていた。実際の部隊運用はどこになるのか。
A.その時その時の検討によって変わっていた。 戦闘部隊というのは、普通科・機甲科・偵察と理解していて、実際どこに入るかは検討していると承知している。

Q.横幅が2.5mの道交法制限を超えているが、今後の装輪装甲車では道交法を考慮しないのか?
A.大口径火砲を搭載し、安定性確保のために車幅を決めた。今後の開発でどうするかは検討していない。











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