写真撮影禁止だったので、発表要旨をマトメます。
将来戦闘機機体構想研究
→将来戦闘機(F-2後継、という話も)の目標設定に資する研究
戦術、戦域のシミュレーションを3Dデジタル・モックアップに反映。
従来戦闘:自分でロックオンして戦う。
将来戦闘:専用データリンクで射撃に必要なデータ共有。だれでも撃てる。
平成23年度に制作したデジタル・モックアップ(23MDU)
・先進技術実証機を基に作成。
・ミサイル並列(内装)、前方ステルス性
・機体形状は先進技術実証機とF-22の間の子のような感じ。直線的な印象を与える。
将来アビオニクスシステム(シミュレーション環境)を用いて、23MDUと従来戦闘機・ステルス戦闘機の戦闘をシミュレート。
結果1:従来機に対しては23MDU圧勝。従来戦闘機のセンサーでは、23MDUを探知追尾が困難。
結果2:ステルス戦闘機に対しては23MDUと互角。先進統合センサーによって、ステルス機を補足可能。
24MDU
・23MDUの結果を基に、運用者の意見・改善事項を反映。
・側方ステルス性、ミサイル縦列内装(搭載弾数増加)
・機体形状はYF-23のようななだらかな曲線形状。
分析結果
・センサ能力の向上:先進統合センサー
・攻撃能力:
・・ミサイル搭載数增加
・・統合火器管制
・・ミサイル誘導の全球覆域指定送信
・防御能力
・・上昇、加速、旋回能力の向上
・・ステルスとのトレードオフ
24MDUの結果を基に、25MDUに反映。
研究結果を航空自衛隊に提示し、将来戦闘機の仕様決定の資とする。
従来機の想定:特になし。
ステルス戦闘機:T-50、J-20といった第五世代戦闘機の公表されているデータからシミュレート。
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