2013年10月29日火曜日

防衛技術シンポジウム 先進技術実証機&将来戦闘機機体構想

既に以前のシンポジウムでも展示されていた先進技術実証機のモデルですが、今回は研究発表にて一歩進んで将来戦闘機機体についての発表がありました。


写真撮影禁止だったので、発表要旨をマトメます。

将来戦闘機機体構想研究
→将来戦闘機(F-2後継、という話も)の目標設定に資する研究
戦術、戦域のシミュレーションを3Dデジタル・モックアップに反映。

従来戦闘:自分でロックオンして戦う。
将来戦闘:専用データリンクで射撃に必要なデータ共有。だれでも撃てる。

平成23年度に制作したデジタル・モックアップ(23MDU)
・先進技術実証機を基に作成。
・ミサイル並列(内装)、前方ステルス性
・機体形状は先進技術実証機とF-22の間の子のような感じ。直線的な印象を与える。

将来アビオニクスシステム(シミュレーション環境)を用いて、23MDUと従来戦闘機・ステルス戦闘機の戦闘をシミュレート。

結果1:従来機に対しては23MDU圧勝。従来戦闘機のセンサーでは、23MDUを探知追尾が困難。

結果2:ステルス戦闘機に対しては23MDUと互角。先進統合センサーによって、ステルス機を補足可能。


24MDU
・23MDUの結果を基に、運用者の意見・改善事項を反映。
・側方ステルス性、ミサイル縦列内装(搭載弾数増加)
・機体形状はYF-23のようななだらかな曲線形状。


分析結果
・センサ能力の向上:先進統合センサー
・攻撃能力:
・・ミサイル搭載数增加
・・統合火器管制
・・ミサイル誘導の全球覆域指定送信
・防御能力
・・上昇、加速、旋回能力の向上
・・ステルスとのトレードオフ

24MDUの結果を基に、25MDUに反映。

研究結果を航空自衛隊に提示し、将来戦闘機の仕様決定の資とする。

従来機の想定:特になし。
ステルス戦闘機:T-50、J-20といった第五世代戦闘機の公表されているデータからシミュレート。