これまでモバイルバッテリーは、半日程度の外出ではPanasonic モバイルバッテリー 5,400mAh QE-QL201-K、1日中外の場合はcheero Power Plus 10400mAh DANBOARD Versionと使い分けてきました。
大きさは300ページの厚みの文庫サイズを想像して頂ければ分かりやすいと思います。 cheero Power Plusダンボーモデルは厚みがあったために収容場所に困るシーンもありましたが、文庫サイズで薄いAnker Astro Pro(第2世代)の方が持ち運びに便利な面がありました。ただし、薄い分、絶対的な占有面積はAnkerの方があります。
1日の外出で容量に不満を感じる事はありませんでした。iPhoneならば、2日は充電可能でしょう。 cheero Power Plusダンボーでは2.1A出力対応ポートは1つでしたが、こちらは2ポート合計4.5Aまで出力できるのも良いです。
良い点
- このサイズでUSBからマルチポートまで出力端子を備えている。別途変換コネクタを用意すれば、様々な機器へ充電可能。
- 合計出力が高く、iPhoneとiPadを同時に高速充電可能。
- USB出力はPowerIQ搭載。
- バッテリーセルのメーカーを明らかにしない製品が多い中、Samsung製のセルとチップを使っている事を明記していて安心できる。
悪い点
- 2014年6月12日現在、アマゾンの本製品ページは「Anker Astro Pro(第2世代) 4ポート 15000mAh ~」と記載されていますが、本製品に出力は4ポートありません! USB出力が2つ、マルチ出力ポートが1つで、もう1つは入力ポートです。入力ポートま で入れて4ポートとするのは、誤解を招く書き方だと思います。(※追記:指摘後、3ポートに訂正されました)
- バッテリー残量がパーセンテージ表示されるが、正確性が少々怪しい。
- 本体への充電がマルチ入力ポートのみ。QE-QL201-Kやcheero Power PlusはマイクロUSBポートで充電するので充電器を共通化できたが、この製品だと専用の充電器が必要となるので、出先での充電を行う場合は荷物が嵩張る。
大容量かつバッテリーメーカーが明らかな点が本機の魅力だと思います。安いけど怪しい中華バッテリーは怖いけど、日本製バッテリーで大容量は高い……と悩む方にちょうど良い製品ではないでしょうか。
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