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2015年4月11日土曜日

いずも公開 写真速報

いずも公開行ってきただよ。
動画も公開しただよ。






撮って出しJPEGでとりあえずいっきに公開するよ。
























2015年3月25日水曜日

”空母型”護衛艦いずも就役。これって空母なの?

3月25日、海上自衛隊史上最大となる基準排水量19,500トン(満載排水量26,000トン)のヘリコプター搭載護衛艦いずもが就役します。航空機運用に適した全通甲板を備える空母型艦艇としては、おおすみ型輸送艦3隻、ひゅうが型ヘリコプター搭載護衛艦2隻に続くものとなり、建造にかかる総経費は1,181億円。舞鶴基地に転属されるひゅうがに代わって、横須賀基地に配備されます。





ひゅうが型との違い

ひゅうが型が基準排水量13,950トン、全長197メートルなのに対し、いずも型の基準排水量は約6,000トン増加した19,500トン、全長は51メートル長い248メートルとなるなど、大幅に拡大されています。

いずも型護衛艦は、ひゅうが型護衛艦の拡大型と言える艦艇ですが、ひゅうが型と比べ搭載する武装は簡略化されています。その代わり、航空機の運用能力、指揮統制能力、病院機能はひゅうが型より強化され、ひゅうが型に無かった大型車両の輸送能力や僚艦への補給能力も備えるようになりました。



強化された航空機運用・指揮統制能力

大きく強化された航空機運用能力では、ひゅうが型の約1.5倍の甲板面積を持ち、ヘリの発着艦ポイントも4ヶ所から5ヶ所に増えています。通常は海上自衛隊所属のSH-60K対潜ヘリ、MCH-101掃海・輸送ヘリといった航空機を搭載するものと見られますが、任務に応じて陸上自衛隊のヘリを搭載する事も想定され、今後は平成27年度予算で調達される予定のV-22オスプレイも搭載される事があるでしょう。

また、航空機運用能力と並んで重要なのが指揮統制機能の強化です。艦の戦闘を指揮するCIC(戦闘指揮所)、護衛隊群や陸海空の統合部隊の指揮・調整を行うFIC(司令部作戦室)、外部からの要員を受け入れる多目的区画等、指揮統制に関わる場所の床面積がひゅうが型より拡張されており、統合部隊の指揮中枢として戦闘行動に留まらず、災害救援や国際平和維持活動等の多様な任務での活用が期待されます。



結局のところ空母なの?

しかしながら、いずもは空母型艦船とは言え、高性能の固定翼艦載機の運用能力は現状は無く、米海軍の原子力空母のような防空・打撃能力は備えていないか、限定されたものに留まります。むしろ、各国で配備が進んでいる「多様な状況」に対応する多目的艦として考えたほうが良いでしょう。航空機運用能力に指揮統制能力、輸送力等を高い次元で融合した艦艇は、世界各国で建造が盛んに行われており、指揮・戦力投射艦、統合支援艦等様々な呼び名で呼ばれています。いずも型の様に全通甲板を備えた艦もありますし、それを「空母」と呼んでいない国もあります。


フランス海軍のミストラル級”指揮・戦力投射艦”(撮影:Simon Ghesquiere/Marine Nationale)

自衛隊もそのような事情は同じで、平成26年度の防衛白書では「多用な活動」という言葉が頻繁に出てきます。東日本大震災での救援活動や、海外での災害救援・平和維持活動と、自衛隊の任務や活動は多様化しており、いずも型はその「多様な活動」の為の艦と言えるでしょう。

東日本大震災救援のため、護衛艦ひゅうがから発艦する米海軍機(海上自衛隊撮影)

今後、改装によりいずも型にもF-35等の固定翼艦載機を搭載する可能性は否定出来ません。しかし、米海軍の原子力空母はもとより、イギリスのクイーン・エリザベス級空母(基準排水量45,000トン)、中国で空母遼陽(基準排水量55,000トン)に続いて建造中の次世代空母と言った最新世代の本格的空母と比べると、船体の規模が小さい為に航空機の搭載数が限られ、防空・打撃能力に関しては大きく劣る事になるでしょう。

もとより、憲法9条についての政府見解で「攻撃型空母」は持てないとされています。航空機運用能力を強化したとはいえ、ヘリ中心のいずも型は多様な任務に対応した多目的艦と見るべきであって、攻撃型空母とは言えません。仮に固定翼機を搭載する本格的な空母を建造するのならば、政府・海上自衛隊はその目的・意義・必要性を広く周知・説明し、国民的議論の末に結論を出す必要があるでしょう。それこそが正しい文民統制のあり方ではないでしょうか。



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2014年1月8日水曜日

護衛艦いずもは空母だって? ご冗談を

新年早々、朝日新聞がこんな記事を載せています。


海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」が昨夏、進水した。どう見ても空母だが、防衛省は「空母ではない」という。どういうこと?


”いずも”型護衛艦は、艦首から艦尾に至る長大な飛行甲板を持っており、この事をして見た目が空母と同じだから空母と言いたいようです。

進水時の護衛艦いずも

しかし、全通甲板を持つ事で空母(あるいは軽空母)である、またはその能力を持つという主張は、90年代に”おおすみ”型輸送艦が建造された際に加え、”いずも”型護衛艦の姉妹艦に相当する”ひゅうが”型護衛艦が計画されていた時も、朝日新聞は繰り返し報道しております。20年近くも同じネタを繰り返すのは、売れない芸人を見ているのに似て、憐憫の情が湧かなくもないですが、一体何回繰り返すつもりなんでしょうか。

全通甲板を持つ”おおすみ”型護衛艦(海上自衛隊写真ギャラリーより)

また、こうも書いています。

船体の長さ約250メートル。排水量1万9500トン。真珠湾攻撃に参加した旧日本海軍の空母「翔鶴(しょうかく)」「瑞鶴(ずいかく)」に近い大きさだ。


まず、70年前の兵器と現代の兵器の分類を同列に語る時点でどうかしていると思います。自衛隊の90式戦車は50トンの重量がありますが、90式戦車より軽い大戦中のパーシング(アメリカ)、KV-1(ソ連)のように重戦車と呼ぶ事はありません。もっと身近に例えれば、現代のスマートフォンは、昔のスーパーコンピュータ以上の処理能力がありますが、スマートフォンをスーパーコンピュータと呼ぶ人はいないのと同じ事です。

現代における空母瑞鶴の画像検索結果

まあ、こんな茶々は置いときましょう。ところが、朝日新聞では、”軍事ジャーナリスト”という肩書の方のコメントを引っ張ってきて、空母であると言いたいようです。

軍事ジャーナリストの清谷信一氏は「世界標準では空母そのもの。政府は政治問題化するのを恐れ、なし崩し的に拡大解釈しているのでは」と指摘する。(谷田邦一)


世界標準で空母ですか、なるほど。

では、ここで朝日新聞と”軍事ジャーナリスト”氏の疑義の通りに、世界では”いずも”型に類する艦艇は、「空母」と呼ばれるのでしょうか? 近年、世界各国で配備が進んでいる似たような全通甲板を持つ艦艇が、各国でどのような呼称がされているのかを一覧にまとめました。


上の表をご覧頂ければ分かると思いますが、いずれも全通甲板を持ち、高い輸送能力を持つ艦艇ですが、各国とも「強襲揚陸艦」、「ヘリコプター揚陸艦」、「戦略投射艦」、「戦力投射艦」等、様々な呼称を用いており、海上自衛隊の「ヘリコプター搭載護衛艦」が際立っておかしい呼称・艦種でないことが分かると思います。何が「世界標準」なんでしょうかね?

このような様々な種別を用いる背景としては、各国の軍事思想や、国際環境の変化が挙げられます。例えば、フランスのミストラル級は、戦争任務に加え、災害救援、人道支援と言った「戦争以外の軍事作戦(MOOTW:Military Operations Other Than War)」にも使用できる多目的艦としての性格を持たせており、全通甲板と航空機積むだけで空母とするような単純な考えで建造されたものではありません。これは、海上自衛隊の”おおすみ”型、”ひゅうが”型、”いずも”型も同じで、実際に護衛艦”ひゅうが”は東日本大震災では洋上基地として、災害救助に活躍しました。

そもそも、技術も軍事思想も大きく進歩した現代において、70年前の第二次大戦水準でモノを語る必要性はありません。そもそも、第二次大戦時に実用的ヘリコプターの実戦投入はされていないため、ヘリコプター揚陸艦や強襲揚陸艦と言った艦種は存在していませんでした。そして、第二次大戦後に余剰となった空母をヘリコプターを運用できるよう改造したのが、今日の強襲揚陸艦の始まりでした。

さらに言うなら、70年前の軍事思想ですら「飛行甲板を持つ艦艇=空母」という図式は成り立っていません。先の一覧表にも載せましたが、第二次大戦中に'''日本陸軍'''が運用した揚陸艦”あきつ丸”は、揚陸艦でありながら、上陸部隊を航空機で支援するために全通甲板と航空機搭載能力を備えた、今日の強襲揚陸艦の先駆け的存在でした。

日本陸軍の揚陸艦”あきつ丸”

いずれも各国の呼称、そして戦前の日本陸軍の呼称も、実態としては外れているものではありません。むしろ、ヘタに揚陸艦を「空母」と呼ばない分、実態に即していると言えます。実態を反映しない名称を追いかける事に、イチャモン以上の意味は見い出せないでしょう。


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ここに挙げた「陸軍船舶戦争」は、陸軍船舶が戦争をどう戦ったのかを知る面白い本です。絶版ですが、中古入集はそれなりにできるので、興味ある方は読んでみてください。

2013年8月6日火曜日

22DDH改めDDH183"いずも"進水!

本日2013年8月6日、ジャパンマリンユナイテッド磯子工場にて、建造されていた22DDHの進水式、命名式が行われ、「いずも」と命名され進水しました。

ドックから出る様子を撮影し、YouTubeとニコ動にアップしたのでご覧下さい。