2008年6月21日土曜日

技術研究本部もシンクライアント導入



 ふと思ったこと。動機、裏付けは特にありませんので話し半分に。


 海上自衛隊が情報流失対策として、保有する3万台のPCを米サン・マイクロシステムズ製のシンクライアントに置き換えるとの報道が2月にありましたが、防衛省技術研究本部でも15台のシンクライアント端末と1台のサーバを導入するそうです。


 シンクライアントについては、供給元のサンのページをご覧いただいた方が確実ですが、ここで簡単に言うと、端末側にストレージ(この場合はハードディスク)を持たず、ネットワークで接続されたサーバ側でデータ・ソフトウェアを一元管理するシステムです。秘密保持の観点からは、盗難・紛失による情報漏洩の心配がなく、データの管理も中央で行いやすいという利点があります。


 技術研究本部で導入されたのもサンの製品(Sun Ray)と思われます。しかしこのシンクライアント、少し前までは全然売れず、タダ同然で販売していたような時期もあったと伝え聞いています。もっとも、サーバの管理費等で長期的に資金を回収できる仕組みにはなっているのですが、それにしても酷かったとか。


 最近になり、PCからの情報流失が問題になると、ようやくシンクライアントにも日の目が当たるようになり、海上自衛隊が3万台導入という最大の実績が生まれようとしています。最近開かれた某展示会でもシンクライアント・疑似シンクライアントは大々的に展示されていましたが、かつては分散が持て囃されていた時期もあったので、この潮流が一時的なものかそうでないかが明らかになるのは今少し時間が必要なようです。


 でも、なんだかんだ言って、情報流出の50%は紙媒体によるもので、そこいらの対策も非常に気になります。民間ではFeliCa等のICカードに対応したドキュメントソリューションが活発に宣伝されていますが、もはや都市伝説と化している「自衛隊コピー代金自腹」(これ、実話ですか?)の息の根を止めることが先決な気もします。もっとも、防諜は最終的には人の問題に行きつきますが。