はてなダイアリー「下総ミリタリースクエア」が、移転の上改称。 dragonerが草葉の陰から生暖かく軍事話やその他の雑想を垂れ流すブログ。
質問にもご丁寧に答えて頂き、大変勉強になりました。
取り急ぎ、写真まで。
右上は写真としては多分初公開になると思う、将来装輪戦闘車両の振動試験の様子。左下も写真初公開かも。
この試験機。ロードシミュレータと言います。このロードというのは負荷ではなく道路の方です。ぐぐると自動車の開発には普通に用いられているのが分かると思います。でもって、同じロードシミュレータでもこの機材の様に振動だけ加えるもの(勾配程度は加えられますが)、ダイナモもしくはローラーがついており、車輪の動作をもシミュレートするもの(6軸ロードシミュレータって奴がそれ)がありますが、陸装研にあるものは色々な車輌(裝軌、裝輪)に対応する必要があること、駆動力に関しては別のシミュレータがあるし、そもそも1000馬力を超える軸出力をシンクさせる機材が市販品にはないことから、振動試験のみに特化したものになっています。まあ、ぶっちゃけ既設のシミュレータもいい加減ガタが来てるのでロードシミュレータとして統合試験ができるよう当初は更新機材として企画・予算要求されてたんだけど、予算が大幅に削減されちゃって振動試験のみという最低限の仕様にされちゃったという話もなくはないのだけど、それはそれでお約束ということで:)
この試験機。ロードシミュレータと言います。このロードというのは負荷ではなく道路の方です。
返信削除ぐぐると自動車の開発には普通に用いられているのが分かると思います。
でもって、同じロードシミュレータでもこの機材の様に振動だけ加えるもの(勾配程度は加えられますが)、ダイナモもしくはローラーがついており、車輪の動作をもシミュレートするもの(6軸ロードシミュレータって奴がそれ)がありますが、陸装研にあるものは色々な車輌(裝軌、裝輪)に対応する必要があること、駆動力に関しては別のシミュレータがあるし、そもそも1000馬力を超える軸出力をシンクさせる機材が市販品にはないことから、振動試験のみに特化したものになっています。
まあ、ぶっちゃけ既設のシミュレータもいい加減ガタが来てるのでロードシミュレータとして統合試験ができるよう当初は更新機材として企画・予算要求されてたんだけど、予算が大幅に削減されちゃって振動試験のみという最低限の仕様にされちゃったという話もなくはないのだけど、それはそれでお約束ということで:)