今日は米海軍横須賀基地の基地開放行事で、今年9月に横須賀に配備されましたニミッツ級航空母艦、ジョージ・ワシントン(CVN-73)に乗ってきました。見てきただけですので、軽く写真を載せる程度で。
まずはゲートにて手荷物検査を受けてから入場。すると左手に珍しく漢字のみしか書いていない建物が。
これは米軍基地内にこそありますが、海上自衛隊の一機関である対潜資料隊(ASWC)の施設です。対潜戦のための海洋・音響資料の収集・研究を行っています。
しばらく進むと、古い乾ドックが。
幕末の勘定奉行、小栗上野介が造らせた横須賀製鉄所の遺産として有名なドックですね。着工は幕末ですが、完成自体は明治になってからです。現在も米軍艦艇の修理に利用されていますが、なにぶん100年以上前のものなので、えらい使い難いドックだと言う話ですね。
海自の“しらね”型護衛艦のネームシップ“しらね”です。1年前、私物の冷温庫からの出火による火災で深刻な被害を受けましたが、修理による復旧が行われるとのこと(本当にできるのかなあ)。こちらも公開されていましたが、混んでいたので乗りませんでした。
空母ジョージ・ワシントンを下から。アングルの悪さはスルーして欲しいです。艦尾にRAMランチャーがありますね。
同じく下より。ちなみに、左手にある80tクレーンは“OOZEKI”、右手の150tクレーンは“YOKOZUNA”という名前。どちらもIHI製。
艦橋を地上より撮影。
エレベーターより撮影。
空母内格納庫。
同じく空母内格納庫。クリスマスシーズンということで、ツリー等が飾られています。艦載機は全機厚木にいるとのことで、がらんどうでした。
ジョージ・ワシントンの説明パネル。
格納庫内のフォークリフト。小型のものはHYSTER、大型のものはトヨタ製でした。
甲板上。突風が吹いていて酷い事になっていました。
唯一展示してあった、F/A-18ホーネット。あんまりにも飾りっ気が無い気がするのは、展示用だからでしょうか。
ジェットブラストディフレクター。ジェット機の排気を甲板の上に逃がすため、甲板から起き上がります。これがないと、『ムダヅモ無き改革』の“金将軍”のようにジェットで吹き飛ばされたり高熱に曝されたりと大変なことに。
裏には冷却用の海水を通すパイプも。これを見たら、某ライトノベルのラストシーンを思い出してしまいました。
艦尾の星条旗。前述の突風により、しょっちゅうこんがらがって、無残な姿になっていたりしました。これはまともな時の写真。これにて退艦。
昼食のステーキ。蟹やターキーが食べたかったんですが、蟹は無く、ターキーは売切れ。ステーキは突風と気温ですぐに冷めて酷いことに。これで1200円っていうのもアレですが、こういうとこで食う飯に文句を言ってはいけないと孤独なグルメの人も言っています。
会場ではいくつか出店があり、日本では10年前に撤退してしまったダンキンドーナツも売っています。ピザの箱を持って歩いている人が多かったですね。こっちなら持ち運べるし、おみやげにもなったから良かったかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿