先日のTK-X記事内の車両シミュレータの説明が、あまりにぞんざい過ぎることに今更ながら気づきましたので、少々補足をば。
上の写真は動力性能試験装置で、負荷を生成する負荷装置等の6装置で構成されています。
また、動力性能装置と組み合わせる装置として、データ処理解析装置があります。これは、データ解析部とデータ処理解析装置から構成されており、動力性能試験装置と組み合わせることで、車体部の機動性能・パワーマネジメントに関するデータの取得解析を行います。データ処理解析装置はDellのワークステーションに似ていますね。
本装置は平成9年度から17年度まで研究試作が、平成11年度から18年度まで実用試験が行われ、実用試験中にTK-Xの開発にも活用されて開発費の削減に寄与しました。TK-X以降の戦闘車両の開発にも使用されるとのことです。
参考サイト
防衛省公式サイト内 戦闘車両シミュレーターの研究(要旨)
0 件のコメント:
コメントを投稿